あなたの本音の苦しみに少しでも解決のお手伝いができるなら…
ギフテッド(大人含む)
英語のgiftedの単語に由来し、「天賦の才をもつ人々」という意味で生まれつき高い能力を持っている人の事を表しています。彼らは知能指数のIQが高いだけでなく、様々な分野で優れた才能を持っていますが、それゆえに環境になじめない、人間関係が築けないなどの感受性の高さなどからくる繊細で複雑な悩みやストレスを抱える人もいるので、ひとくくりにするのではなく個人にあった支援や教育を検討していく必要があると考えられます。
うつ病
抑うつ気分が続いたり、または全ての活動に興味や喜びといった感情を感じられない状態になったり、その状態が一定期間以上にわたり続く事で、人によっては苛立ちといった感情だったり、どうでもいい気分になったり、身体的苦痛として体験される方もいらっしゃいます。
うつ病は心に溜め込んだストレスが原因と考える方が多いのですが、ホルモンバランスの乱れや疲労といった身体的な要因が絡んでいる場合もありますので、自分がどのタイプのうつ病なのか原因を知る事が大切になります。
パニック障害
主には「パニック発作が起きる」、「予期不安が続く」、「広場恐怖を感じる」といった主要症状を呈する病気です。
突発する不安感、動悸、息苦しさ、冷や汗、吐き気などの諸症状の為、乗り物や狭いところが苦手になり、また同様のことが生じるのではないかという心配が持続して行動の制約が生じてしまう事になります。
パニック障害で苦しんでいる人はパニックの発作の意味または結果について心配したり、理由付けをすることも多々見受けられ、結果として、自分自身に対しての否定的な認識を強くしてしまうなど、悪循環も作っていくことが多い疾患です。
SEXレス
特別な事情がないにも関わらず性交渉が一ヶ月以上ないカップルと定義されているが、カップルのうちどちらかがセックスをしたいと望んでいるのに長期間それができない状態を総じて呼ぶのが一般的な解釈です。
性の問題行動・嗜癖、性生活問題、性被害や性暴力被害者のトラウマ(PTSD)問題など、性に関係する問題で悩まれている夫婦、カップル、個人の相談を専門の一つとして行っております。
摂食障害
食事の食べ方や量など食事に関連した行動異常が続いて、体重や体型のとらえ方などを中心に心と体の両方に影響が及び、自分ではコントロールできずに食べ過ぎたり、いったん飲み込んだ食べ物を意図的に吐いてしまうなど、自分の行為を恥じて自己肯定感を下げてしまったりと、クライアントさんによって様々な症状があります。
統合失調症
統合失調症は青年前期から青年期にかけて発症が多いと言われ、心や考えがまとまり辛くなってしまい、気分や行動、または奇異な妄想などを伴うことが多いと言われています。
また、人間関係などに影響が出てくるなど、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状などがあり、陽性症状の典型は幻覚と妄想です。
発達障害
生まれ付き見られる脳の働き方の違いによって、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態で、①社会性の障害、②コミュニケーションの障害、③想像力の障害が中心となる自閉症スペクトラムと呼ばれる障害、学習障害、知的障害、ADHDなどがあり、それぞれに専門機関による適切な診断を受けて対策を講じることをお勧めします。
依存症
アルコール依存、買い物依存、覚せい剤等の物質依存、更には人間関係への依存など、特定の、またはかなり広範囲に依存的で、日々の生活や健康や大切な人間関係から仕事などにも悪影響を及ぼしているにも関わらず、特定の物質や行動をやめたくてもやめられない、コントロールできない状態となり、ほどほどにできなくなる脳の病気と言われています。
自分の意志や気持ちで中断することが難しく、何度やめようと決意しても結果として健全な生活を維持することができなくなってしまいます。
パーソナリティ障害
大多数の人とは違う行動や反応をする事で本人が苦しんだり、周囲が困ったりする場合に診断されるもので、特徴として、頑固で柔軟性がなく、本人や周囲の人に苦痛をもたらす考え方や行動が長期にわたって続くという点があります。
また、大きくは風変わりに見える事が多いA群、衝動的で情緒的に見える事が多いB群、不安や恐怖が専攻しているように見える事が多いC群に分けられており、時に自分を傷つけるような衝動的な行為をしてしまう事もあり、他の精神疾患を引き起こす性質があります。
境界性パーソナリティ障害
行動の偏りが大きかったり、ものの捉え方など、人間関係を円滑に築くことが困難になったり、特徴的な考えや感情を持ったりなど、気持ちや行動、対人関係が不安定になりやすく、仕事や日常生活で著しい苦痛や支障を引き起こしてしまいます。
また、見捨てられることにも敏感ですし、目標が達成されそうになるとそれを台無しにしてしまうなど、安定した心の平安を保ちづらい状態像に苦しんでいる人が多く、時に自分を傷つけるような衝動的な行為をしてしまうことがありますが、基本的には、相手の気持ちを敏感に察することができるため、相手のために(時として必要以上に)頑張ったり、思いやりのある行動をとったりすることが多い方々です。
PTSD
Post Traumatic Stress Disorderの略称で、日本語では心的外傷後ストレス障害と呼ばれており、ひどく衝撃的な出来事やトラウマを体験したのち、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたり、1か月以上の時間が過ぎても無意識に思い出したり、夢に見たりする事などが続き、不安や緊張が高まったり、辛さのあまり現実感がなくなったり、日常生活に支障が出る事で様々な生活上の困難を作り出します。
強迫性障害
自分でもつまらない事だと分かっていても、そのことが頭から離れず、分かっていながらも繰り返し考えてしまったり、または行動を止めることができず、日常生活に支障が出てしまう病気のことです。
また、自分の意志に反して頭に浮かんで離れず払いのけられない考えを強迫観念、その強迫観念で生まれた不安を振り払おうと、何度も同じ行動を繰り返してしまう事を強迫行為といいます。
睡眠障害
不眠といっても睡眠に何らかの問題がある状態の事で、症状は人によって様々で、不眠症、過眠症、概日リズム睡眠障害、睡眠呼吸障害、その他の睡眠障害、身体疾患や精神疾患に合併した不眠などの分類があり、対処も異なることがあります。
睡眠が障害されると日中の活動へ支障をきたす事で心身の健康に影響し、また生活習慣病やうつ病のリスクも高くなる事があります。
適応障害
不安感や抑うつ気分、出勤拒否、対人トラブル、不登校など、特に就学や就職、転職、結婚、離婚など、生活環境が大きく変わった際に様々な症状や問題が出現し、自分の置かれた環境にうまく慣れる事が出来ず、社会生活に支障をきたす状態です。
たとえばその人にとっての主観的な苦悩や憂うつな気分・不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりと気分や行動面に症状が現れるものです。
双極性障害(躁うつ病)
活動的にハイテンションになる躁状態と、憂うつで気分が落ち込むうつ状態を繰り返し、脳の働きをコントロールする神経伝達物質のバランスが崩れることが関係していると分かっています。
その他にも遺伝やストレス、生活習慣などの環境も関わっていると言われています。
性別違和(性同一性障害)
自分の産まれ持った身体の性と心の性が一致しない状態の事で、持続的に違和感を持っている状態を指します。実際に現在は障害とされていますが、心と体の性が一致しないことの名称が「性同一性障害」から「性別不合(性別違和)」へと変わり、病気という扱いではなくなり、当事者が望めば医療行為を受ける事はできるが、世界各国で当事者が自ら望む性で暮らすために設けられている制度は対応が異なる。
新うつ
昨今メディアなどで注目されて聞かれる言葉ですが、専門用語ではなくマスコミ用語です。
気分障害という中身は昔と変わらないですが、外見すなわち症状が変わってきた事で、現代風な気分障害です。ただ状態像として人間関係における難しさを抱えている事が多かったり、自分や人を拒絶したり、自分で何とか状況を打破できるという自己効力感の低さや早い諦めなどもその特徴になります。
不安障害
不安を感じるものや、精神的な不安から心と体に様々症状の出方はさまざまで、全般性不安障害(GAD)、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害(SAD)などが含まれます。人前で恥ずかしい思いをする事が怖くなったり、人に注目される事や人と話す事だけでなく、人が多くいる場所のバス、電車、繁華街などにも強い苦痛を感じる病気です。
チック症
意図しない音や言葉が突然繰り返し発せられる現象や、目的のない同じような不随意運動が素早く不規則に繰り返される現象の事で、まばたき、咳払い、首振り、奇声が本人の意思とは関係なく繰り返し起き、自分の意思では止めることができません。環境的な要因で起こる可能性もあり、不安や緊張などの精神的なストレスが原因となる事や、結膜炎や疲れ目などが原因で発展したケースもあり原因は様々です。